FX取引をする上で気になるのがスプレッド。
スプレッドは、売買レートの差額であり、狭ければ狭いほど有利に取引をすることができます。
そこで今回は、主要な海外FX業者のスプレッドを比較していき、より利益を出しやすい業者がどこなのか解説していきます。
まずは業者ごとのスプレッドを見ていきましょう。
主な海外FX会社のスプレッド一覧
海外FX業者を利用するにあたり、スプレッドは業者ごとに異なるので、良く吟味しておきたいところ。
中にはスプレッドが狭く、ハイレバレッジ取引が可能な業者もあります。
ここで紹介する会社は「GEMFOREX」「is6com」「XM」「TICKMILL」「AXIORY」「TITAN FX」「FBS」の7つ。
まずはGEMFOREXのスプレッドから見ていきましょう。
GEMFOREXのスプレッド
GEMFOREXには、オールインワン口座とノースプレッド口座の2種類の口座があります。
2口座のうちスプレッドにメリットがあるのはノースプレッド口座であり、海外FX業者の中でもかなりスプレッドが狭く利益を出しやすい口座と言えるでしょう。
実際のスプレッドは以下の通り。
| ノースプレッド口座 | オールインワン口座 | |
|---|---|---|
| USD/JPY | 0.3pips | 1.5pips |
| AUD/CAD | 2.4pips | 2.5pips |
| AUD/NZD | 1.9pips | 2.3pips |
| AUD/CHF | 1.4pips | 2.4pips |
| EUR/AUD | 1.5pips | 2.3pips |
| EUR/CHF | 0.7pips | 2.0pips |
| EUR/JPY | 0.5pips | 1.6pips |
| EUR/NZD | 3.1pips | 3.2pips |
| GBP/AUD | 3.1pips | 3.2pips |
| GBP/JPY | 1.0pips | 2.0pips |
| GBP/NZD | 2.9pips | 3.0pips |
| NZD/JPY | 1.2pips | 2.1pips |
| USD/CAD | 0.8pips | 2.0pips |
| USD/CNH | 17.3pips | 17.4pips |
| USD/SGD | 3.2pips | 3.3pips |
| USD/MXN | 53.3pips | 55.0pips |
| ZAR/JPY | 2.2pips | 2.3pips |
| XAG/USD | 2.0pips | 2.1p |
2口座を比較すると明らかにノースプレッド口座の方が狭いということが分かるでしょう。
さらに、GEMFOREXのノースプレッド口座は取引手数料がかからないのです。
海外FX業者の中にはスプレッドを狭くしている口座を提供している業者が複数ありますが、そのほとんどが別途取引手数料が発生します。
そんな中GEMFOREXはかからないので海外FXの中で最狭クラスと言えるでしょう。
ただ、ハイスペックだからこそ利用するためにはそれなりにハードルがあります。
ノースプレッド口座の条件は以下の通り。
- ボーナス一切なし
- 初回最低入金額30万円($3,000)~
- EA、ミラートレード利用不可
GEMFOREXの魅力である豪華なボーナスを受け取ることができず、初回の入金額は30万円からなので初心者ではなく中上級者向けの口座と言えるでしょう。
ちなみにスキャルピングは可能なので、低スプレッドでガンガントレードしていきたいスキャルパーにはうってつけです。
Axioryのスプレッド
Axioryもスタンダード口座とナノスプレッド口座の2種類の口座タイプから選ぶことができます。
主要通貨ペアの実際のスプレッドは以下の通り。
| スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 | |
|---|---|---|
| 米ドル/円 | 1.5pips | 1.0pips (0.4pips) |
| ユーロ/円 | 1.7pips | 1.3pips (0.7pips) |
| ポンド/円 | 2.7pips | 2.3pips (1.7pips) |
| 豪ドル/円 | 2.1pips | 1.5pips (0.9pips) |
| ユーロ/米ドル | 1.3pips | 1.0pips (0.4pips) |
| ポンド/米ドル | 1.9pips | 1.5pips (0.9pips) |
| 豪ドル/米ドル | 2.1pips | 1.2pips (0.6pips) |
※()内はスプレッドのみの値です。
AXIORYのナノスプレッド口座は、スプレッドの他に取引手数料が発生するので、足した値を表示しています。
スプレッドだけで見ると海外FX業界では最狭クラスです。ただ、やはり取引手数料がある分GEMFOREXのノースプレッド口座には劣ります。
ちなみに、AXIORYのナノスプレッド口座もスキャルピング可能であり制限も特にありません。
こちらもスキャルパーにおすすめの口座と言えるでしょう。
TICKMILL(ティックミル)のスプレッド
TICKMILLにはクラシック口座、プロ口座、VIP口座の3つの口座があります。
クラシック口座とプロ口座のそれぞれのスプレッドは以下の通り。
| 通貨ペア | クラシック口座 | プロ口座 | VIP口座 |
|---|---|---|---|
| ユーロ/米ドル | 1.4pips | 0.5pips (0.1) | 0.3pips (0.1) |
| 米ドル/円 | 1.4pips | 0.6pips (0.2) | 0.4pips (0.2) |
| ユーロ/円 | 1.6pips | 1.1pips (0.7) | 0.9pips (0.7) |
| 英ポンド/円 | 1.6pips | 1.1pips (0.7) | 0.9pips (0.7) |
| 豪ドル/円 | 1.6pips | 0.9pips (0.5) | 0.7pips (0.5) |
| カナダドル/円 | 2pips | 1.3pips (0.9) | 1.1pips (0.9) |
| スイスフラン/円 | 2.3pips | 1.3pips (0.9) | 1.1pips (0.9) |
| NZドル/円 | 2.5pips | 1.4pips (1.0) | 1.2pips (1.0) |
| 豪ドル/米ドル | 1.6pips | 0.5pips (0.1) | 0.3pips (0.1) |
| 英ポンド/米ドル | 1.6pips | 0.6pips (0.2) | 0.4pips (0.2) |
| NZドル/米ドル | 2.3pips | 1.1pips (0.7) | 0.9pips (0.7) |
※()内はスプレッドのみの値です。
プロ口座の取引手数料は往復で0.4pips、VIP口座の取引手数料は往復0.2pipsです。
どちらも海外FX業界では最狭水準のスプレッドになっています。
特にVIP口座のスプレッドは優秀なのですが、利用するためには初回に5万ドル(550万円相当)の入金をしなければなりません。
ハードルが高すぎるためあまり現実的ではありません。
ちなみにプロ口座は100ドルの入金で取引を開始できるのでこちらの方が現実的でしょう。実際TICKMILLのプロ口座はのスプレッドは充分狭いものです。
1つデメリットがあるとすると、TICKMILLは円建てができないため利便性の面でやや難あるというところです。
is6comのスプレッド
is6comが提供している口座はマイクロ口座とスタンダード口座の2つ。
それぞれのスプレッドは以下の通りです。
| マイクロ口座 | スタンダード口座 | |
|---|---|---|
| EUR/USD | 1.9pips | 1.5pips |
| GBP/USD | 3.1pips | 2.4pips |
| USD/JPY | 2.0pips | 1.6pips |
| AUD/USD | 2.5pips | 2.0pips |
| USD/CAD | 2.7pips | 2.1pips |
| EUR/JPY | 2.9pips | 2.3pips |
| GBP/JPY | 3.9pips | 3.1pips |
| AUD/JPY | 3.7pips | 2.9pips |
スプレッドは他の競合と比較しても若干広いのが特徴的です。ただ、取引手数料は無料です。
また、is6com豪華なボーナスが魅力的な業者です。ボーナスは、スプレッドの狭いスタンダード口座でのみ受け取ることができます。
XM
XMの提供する口座は、マイクロ口座、スタンダード口座、ゼロ口座の3タイプ。
それぞれの主要通貨のスプレッドは以下の表の通りです。
| マイクロ口座 | スタンダード口座 | ゼロ口座 | |
|---|---|---|---|
| USDJPY | 1.6pips | 1.6pips | 1.1pips(0.1pips) |
| EURJPY | 2.6pips | 2.6pips | 1.6pips(0.6pips) |
| GBPJPY | 3.5pips | 3.5pips | 2.1pips(1.1pips) |
| AUDJPY | 3.0pips | 3.0pips | 1.8pips(0.8pips) |
| EURUSD | 1.6pips | 1.6pips | 1.1pips(0.1pips) |
| GBP/USD | 2.3pips | 2.3pips | 1.4pips(0.4pips) |
XMのゼロ口座の取引手数料は片道0.5pips、往復で1.0pipsです。他の海外FX会社と比較すると安いとは言えない手数料ですね。
また、マイクロ・スタンダード口座に関しても比較的にスプレッドは広め。
スプレッドで選ぶべき業者ではないと言えるでしょう。
Titan FXのスプレッド
Titan FXもスタンダード口座とブレード口座の2つの口座を提供しています。
| FX通貨ペア | スタンダード口座 | ブレード口座 |
|---|---|---|
| USD/JPY | 1.33pips | 1.03pips(0.33) |
| EUR/JPY | 1.74pips | 1.44pips(0.74) |
| GBP/JPY | 2.45pips | 2.15pips(1.45) |
| AUD/JPY | 2.12pips | 1.82pips(1.12) |
| EUR/USD | 1.2pips | 0.90pips(0.20) |
| GBP/USD | 1.57pips | 1.27pips(0.57) |
| AUD/USD | 1.52pips | 1.22pips(0.52) |
より狭いスプレッドで提供しているのは、ブレード口座です。
ブレード口座の取引手数料は片道0.35pips、往復0.7pips。最安ではないですが、比較的低い水準です。
またスプレッドも海外FX業界では狭い水準にあるのでスプレッド目当てで口座開設してもいいでしょう。
FBSのスプレッド
FBSは5タイプの口座を提供しています。
それぞれスプレッドは以下の表の通りです。
| 口座 | スタンダード | セント | マイクロ | ゼロスプレッド | ECN |
| 米ドル/円 | 2.0 | 2.0 | 3.0 | 30ドル | 0.9(0.3) |
| ユーロ/円 | 3.0 | 3.0 | 4.0 | 30ドル | 1.1(0.5) |
| ポンド/円 | 4.0 | 4.0 | 7.0 | 80ドル | 1.7(1.1) |
| 豪ドル/円 | 3.0 | 3.0 | 10 | 70ドル | 1.1(0.5) |
| ユーロ/米ドル | 1.1 | 1.1 | 3.0 | 20ドル | 0.6(0.0) |
| ポンド/ドル | 0.9 | 3.0 | 3.0 | 30ドル | 1.1(0.5) |
ゼロスプレッド口座は、名前の通りスプレッドは全て0.0pipsですが、ロット当たりに表中の手数料がかかります。
ECN口座は取引手数料が往復0.6pipsであり、スプレッドも比較的狭いと言えるでしょう。
FBSは、ロング・ショートともにマイナススワップの通貨ペアが多いため、スキャルピングがおすすめです。
狭スプレッドの海外FX業者を比較!
続いて、狭いスプレッドが魅力の会社を一覧で比較してみましょう。
| 通貨ペア | GEMFOREX | TICKMILL | AXIORY | Titan FX |
| 米ドル/円 | 0.3 | 0.6(0.2) | 1.0(0.4) | 1.03(0.33) |
| ユーロ/円 | 0.5 | 1.1(0.7) | 1.3(0.7) | 1.44(0.74) |
| ポンド/円 | 1.0 | 1.1(0.7) | 2.3(1.7) | 2.15(1.45) |
| 豪ドル/円 | 0.6 | 0.9(0.5) | 1.5(0.9) | 1.82(1.12) |
| ユーロ/米ドル | 0.3 | 0.5(0.1) | 1.0(0.4) | 0.9(0.2) |
| ポンド/米ドル | 1.3 | 0.6(0.2) | 1.5(0.9) | 1.27(0.57) |
| 豪ドル/米ドル | 0.3 | 0.5(0.1) | 1.2(0.6) | 1.22(0.52) |
※TICKMILLはプロ口座のスプレッドです。
一覧で比較するとGEMFOREXのノースプレッド口座が圧倒的に狭いスプレッドを提供していることが分かります。
ただ、「豪ドル/米ドル」の通貨ペアをメインで取引している方にはTICKMILLがおすすめです。
海外FXは国内FXよりスプレッドが広い?
国内FXを経験している方は分かるかと思いますが、海外FXはスプレッドがやや広めです。
また、国内FXでは固定スプレッドが普通だと思いますが、海外FXはほとんどの口座が変動スプレッド制。
このような違いがなぜ起きるのでしょうか。
それは、国内FXと海外FXには注文方式に違いがあるためです。
簡単に言うと国内FXはDD方式、海外FXはNDD方式という注文方式を採用しています。
それぞれどのようなものなのか解説していきます。
DD方式
DD方式とは、トレーダーとマーケットの間にディーラーが介在している注文方式のことです。
「トレーダーの注文が一度ディーラーに渡り、その後マーケットに流す」という方式ですが実際はトレーダーとディーラーの間で完結しています。
つまり、ディーラーとトレーダーによる取引であり、トレーダーの負け分がディーラーの利益になるということ。
したがってDD方式の場合は、必ずトレーダー側が負けるように仕組まれているのです。
続いて海外FXのNDD方式を解説していきます。
NDD方式
NDD方式は、トレーダーとマーケットの間にディーラーが介在しない注文方式。
ディーラーとの取引ではないため、トレーダーの負けがディーラーの利益になることもありません。
スプレッドが常に変動しているのは、注文が市場に通されているからこそ。
また、そのスプレッドが海外FX業者の利益。だからこそスプレッドが国内FXより高くなっているのです。
海外FX業者は透明性が高くトレーダーに不利なことがない分スプレッドが高くなっているということです。
DD方式、NDD方式に関しては以下の記事でも詳しく解説しています。
高いレバレッジや豪華なボーナスなど、海外FXには大きな魅力があります。 国内FXで取引していても海外FXを経験したことがなければ、海外FX業者に口座開設してトレードを始めてみたい方も多くいらっしゃるに違いありません。 しかし、海[…]
以上が海外FXのスプレッドが国内FXより高く、且つ変動制になっている理由です。
海外FXのスプレッドの注意点とは
海外FX業者のスプレッドは基本的に変動制です。特にマーケットに注文が殺到しているときなど大きく開くことがあります。
また、取引手数料がかかる口座もあるので、その分を計算しながら取引をすることが重要です。
国内FXにはない部分に注意を払わなければならないため、初心者の方は特に慎重に取引をしていきましょう
まとめ
今回はGEMFOREX、is6com、XM、TICKMILL、AXIORY、TITAN FX、FBSのスプレッドを見てきました。
国内FXでもそうであるように、海外FXも業者によって提供しているスプレッドが丸っきり違います。
得意にしている通貨ペアがあるのであれば、そのスプレッドが狭い会社を選ぶのもいいでしょう。
また、中にはスキャルピングに制限がある業者もあるので、スキャルパーの方はスプレッドだけでなく制限の有無も必ず確認してください。
最悪の場合口座凍結をされてしまい出金停止になります。今回紹介した業者はスキャルピング制限なしなので是非参考にしてみてください。
海外FX業者の中でスプレッド最狭水準のGEMFOREXの情報はこちら。
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